近年、経済活動をはじめ、政治、文化、スポーツなど多くの分野で国境を超えて全地球的規模で動くようになりました。医学、医療、健康の分野も、より高いレベル、安全、安心を求めて国境を超える時代になっています。大阪大学医学部附属病院では、医療の国際化に対応し「全地球的な健康」を促進するために、2013年4月1日付けで未来医療開発部内に国際医療センターを設置しました。
インバウンド分野として、海外から本院の治療を求めて来られる患者さんの受入れや海外からの医療従事者の研修受け入れのため、院内各部署との調整を行っております。また、教育・研究分野では、外国語分野や国際分野に精通した本学の学部、研究科等と連携し、グローバル人材の育成や研究に取組んでおります。さらに、アウトバウンド分野では、2018年5月1日より、国際共同臨床研究支援室と統合し、学内・学外に関わらず国内臨床研究の海外展開を積極的に促進しています。
今後も、国内・海外の関連機関と共同して、医療の国際展開の中核となるよう邁進していく所存ですので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。